モノラル盤再生と磁気伝導技術




ゆうべはこの盤を聴きました。






モノラル盤。





結構久しぶりに聴いたんですが、なんか違う。ぽぉっと浮かぶ各楽器の音像が以前よりはるかに濃くて、実在感が増している。変な言い方ですが前よりずっとモノラルっぽい。


アナログ周りは特に変わってないのにどうして? 色々原因を探してみましたが、、いや、我が家のシステムはアナログ周り以外もほとんどいじっていなかった。・・とすると原因は





・・やっぱりこれでしょうね笑。330時間ほど経過した MC-1 Pro Double Helix+ Signature


モノラル盤を上手く再生させようとして世間で評価の高い現代のコンポーネントやアクセサリーを導入するとかえって悪くなることが多いのは周知の通り。設計開発段階でそれらのコンポーネントやアクセサリーがモノラル盤再生を意識しているとはあまり考えられないですからね。


その点この Signature を始めとする磁気伝導技術搭載のアクセサリーは、やっぱり大したものです(^^;)。この技術自体は新しいもののハズですが、録音の新旧を問わず好ましい効果を発揮してくれるわけですから。





ところで我が家のガラード 401 のキャビネットは、






独 Alto Extremo:Neo Flex XL3 で支えられてます。こいつは本当に、究極のインシュレーターの1つです。周囲で歩いても音に影響ゼロなのは当たり前。混濁皆無になるうえに、例えば管楽器奏者や歌手の肺活量が底なしに増えた感じになるというおよそインシュレーターらしからぬ効果まで発揮してくれちゃいます。



というわけで今夜からしばらくモノラル盤を聴きなおす店員S田でした。







用途限定システム。





SACD化されたりハイレゾスペックで配信されたりする音源って意外とアナログ録音時代の名盤が多かったりしますよね。



それらはただハイレゾ化されるだけでなく良質なマスターから改めてマスタリングしてたりするわけですから通常CDと比較すれば高音質になっているのは間違いないのですし、


そのようなハイレゾソースを最新のハイエンドデジタル機器と、ハイエンドアンプ、ハイエンドスピーカー、そしてハイエンドなケーブルから成るシステムで再生するのも現代のオーディオファイルの楽しみのひとつとたしかに言えるでしょう。が、


そのような再生は録音制作者の意図通りの再生かと問われたらそれは違う気もします。私ならもっとシンプルに、敢えてハイレゾ音源は入手せず、オリジナル盤とまでいかなくてもできるだけ良質な中古のアナログ盤を入手して、さほど高価ではないものの古いソース向きなコンポーネントとケーブル、を組み合わせて再生しますね。


例えばいま当店にある機器を自由に組み合わせてそういう古い録音を再生してみろと言われたら、





まあスピーカーは Graham Audio:LS 3/5 でしょう。





アンプは Audia:FL3S (っていつもそれじゃないかと言われちゃうか笑)。しかし FL3S はこう見えて手前のラディウスより古いソースをうまく鳴らします。



当店にないものでもいいのなら、そうですねー、例えば TRIODE:TRK-3488 を買って真空管だけヴィンテージにしますかね。実際我が家でも TRK-3488 に仏 MAZDA の 12AX7 と RFT の EL34 を挿してたまに鳴らしてますが結構いい感じですから。





で、ケーブルはサエクでもアコリバでもアクロリンクでもなく、






LUNA CABLES の GRIS で揃えますかね。今日はスピーカーケーブルがないのでラインケーブルだけですが。


このシステムだと、














ハイレゾどころか、通常CDよりスペック的に劣りさえするストリーミングでも、こういう録音なら笑 ハイレゾ音源を現代ハイエンドシステムで再生したときより音楽として(少なくとも私は)楽しめます。





逆にこういう新しい録音はこのシステムだとダメです笑。いや、ダメとまで言わないですが、現代ハイエンドシステムでハイレゾを再生する方が断然いいですね。結局向き不向き。


我が家の MC-1 Pro Double Helix+ Signature 、挿してからやっと 300 時間が経過しました。600時間以上経過しましたらまた御報告いたします。500時間経過したデモ機を外したショックがようやく癒えつつある店員S田でした。




今日の当店。




ZYX:Ultimate Airy X









SAEC:WE-4700





実に精巧な造りです。





Rogers:LS3/5A 60th





naim audio:NAIT 5i









BBC モニター系はアナログを再生させると実にいい。こんなに小さな LS 3/5A でも実に大らかな表現をしてくれます。このうえ何が要るのかと思ってしまうほどにいい。店員S田でした。

時には昔のマニアのように ~市販のアルミ板編~




先日、我が家の HARBETH:HL Compact を、純正スタンドではなくネット通販で購入した桧の角材と山本音響工芸のアサダ桜キューブ QB-2 で支えている云々お書きしましたが、


さすがにエンクロージャーが盛大に鳴る HL Compact だけあって、この設置方法ではエンクロージャーの振動をアサダ桜と桧では処理しきれずかなりの混濁がありました。





ので、また某ネット通販で今度は 2mm厚のアルミ板を購入して冒頭の写真のように QB-2 の下に敷いてみました。



端にバリがあるので取り扱う際は注意が必要。


結果は、





2mm 厚とはいえそこはアルミ。結構振動を吸収してくれているようで混濁がかなり解消。



とりあえず不要な混濁は相当程度消えたので当分これで鳴らしてみようかと思います。チタン板も考えていますが、これ以上振動を吸収すると逆に音楽的な響きまで殺してしまいそうな気もするので当分はこれでいってみます。お金をかけないでどこまでいけるか?早くもこれが限界じゃないか? もっと遊びたい店員S田でした。













時には昔のマニアのように

いつもながら私事で恐縮ですが、


以前他店にて購入した英国 HARBETH:HL Compact 


アラン・ショウの処女作であり、今も中古市場で人気を保つ名作ですが、


エンクロージャーを積極的に歌わせるこのスピーカーは、現代のトランスデューサータイプとは異なり制振能力が高いスピーカースタンドや振動吸収性能が高いインシュレーター等を下に据えるとせっかくのエンクロージャーの響きが消え失せてしまい何のために HARBETH を買ったのかわからなくなります。


勿論現行の純正スタンドを買えば、あれはちゃんとエンクロージャーを歌わせますので何の問題もないのですが、、せっかくの機会なので色々試してみようじゃありませんか。





とりあえず今はこんな感じで、某通販サイトで購入した桧の角材を組み合わせて HL Compact を支えています。





最初は杉の角材を使っていましたが、杉は音に深みがなかったのと、割れと歪みがひどすぎるものが届いてしまったのとで止めました。





高さと左右の間隔が足りないのはメインのスピーカーと無理にでも共存させるためですが、関係各方面からお叱りの声が聞こえたような。。・・しかし 何 カマウものか ホットケェッッ!!
どうせ独身45歳のワタシしか聴かないシステムだ文句あるかあああっっ!! 



で、この手のスピーカーを制振性能が高い金属ではなくただの桧の角材の上に載せてもですね、接触面積が大きすぎると歌わない。太鼓の腹を手のひらで押さえながら叩いても鳴らないように、この手のスピーカーの底面を面状に支えてもやはり鳴らない。


なので、フロントバッフルの下の中央部に1個、リアバッフルの下の両端に2個の 山本音響工芸のアサダ桜製キューブ QB-2 を挟みました。これがアフリカ黒檀の QB-3 だと音像が硬く引き締まり過ぎる。


というわけでトランスデューサータイプではないスピーカーを歌わせるにはどうすれば良いのか?昔のマニアのような試行錯誤の過程を随時御報告する予定です。お金も極力かけない予定。店員S田でした。

カセットは復活するのか?




付録が マクセルのカセットテープ。まさかのカセットテープ。






月刊誌 stereo の最新号 の特集が 「 不滅のカセットテープ・リバイバル 」。



若い方達の間で最近カセットが人気?とは聞いていましたが、


今はオーディオファイルが何かを録音したいというとき、



据置のコンポーネントで探すと 事実上 TEAC 社の製品しかないですよね。


今でも作り続けてくれている TEAC社には感謝の気持ちしかありませんが、


3ヘッドのカセットデッキが各社から沢山発売されていた頃を知る人間からするとやはりサビシイ。。っていうかあの頃は秋葉原もオーディオ製品を展示しているお店がとても多かった・・あの頃の秋葉原は今と全然違っておじさん楽しかった・・


まあノスタルジーはともかくとして、アナログレコードが完全復活したいま、3ヘッドのカセットデッキも復活してくれたっていいじゃないか? 少なくともワウフラッターがまともなものが無いと正直使えません。



当時石丸電気最上階で買った A&D:GX-Z9100EX が今もリビングのオーディオラックに鎮座している店員S田でした。TDK、SONY、マクセル、That's、AXIA、DENON等々のトップエンドメタルテープもけっこう買ってましたねえ。懐かしや。








昨晩閉店後にスタッフ皆で。





当店今年の上期はけっこう頑張りましたので






閉店後、近所のイタリアンにて





下期も頑張りましょう会 と称して美味しいものをいただきました。






「 このまな板  オーディオボードにしたらいい音するかもしれない。 」


オーディオユニオンお茶の水アクセサリー館は下期も突っ走るのです。店員S田でした。










音質改善効果と、音楽表現におけるダイナミズムと。




NVS:COPPER 3 S XLR/1.5m





NVS のケーブルのように「 音像の密度感・音色・テクスチャ・緩急、におけるコントラスト 」とでもいいましょうか、






音楽表現におけるダイナミズムを高めるオーディオアクセサリーって貴重だなと思うのです。最近。


仕事柄、内外のオーディオアクセサリーをいやというほど聴いていますが、効果は大きくても音楽表現におけるコントラスト・ダイナミズムの点では逆に貧弱になってしまう例がないわけではない。要は1本調子になりがちなんです。効果が大きいアクセサリーほど意外と。


例えば指揮者で言えば ジョナサン・ノット や アンドリス・ネルソンス は、我々が聴き馴染んだ曲を実に精緻に分析的に描くことで、今までうやむやで済ませていた細部に実はこんな強弱緩急が潜んでいたんだと我々を驚かせます。彼らの演奏を聴くと、オーディオも1本調子じゃ駄目ねと思ってしまう。


NVS のケーブルはその点、、巧みなんですよね(^^;)。勿論全てのグレードがそうかと言われれば実はそうでもなくて笑、


例えば写真の COPPER 3 S は空間表現がやや1本調子。 COPPER / SILVER 1 S は音像の実在感が1本調子(「どの音像も皆」実在感が凄い)。


その点で、私などは COPPER / SILVER の 2 S、あるいはトップエンドの同 Inspire S に魅力を感じてしまいます。2 と インスパイア は初代もダイナミズムが凄い。


というわけで、我が家の COPPER 2 SP はまだまだ手放しそうにない店員S田でした。買い換えるなら COPPER / SILVER 2 S、あるいは COPPER / SILVER Inspire S しかありえないのもオサイフ的には困るんですがね。








極私的 芸術性テスト用アルバム その1





(1)ヴィクトリア:レクイエム
 


当然アナログのオリジナル盤で聴くのが望ましいのですが、世界で初CD化されたこちらでも相当凄いアルバム。ふんわり柔らかに妖しく漂うコーラスは、より高い解像度を求めてハイファイの光を不用意に当ててしまうと台無しになります。



(2)ヴィルヘルム・バックハウス / 最後の演奏会


こちらも有名なアルバムですがその芸術性に相応しい再生は現代ハイファイ系システムだと難しいところがある印象。ワイドレンジな再生音だと相対的に中音域がスリムになってしまいますし、制動力が高すぎるパワーアンプだと低域が美味しくビヨンと膨らまない。


(3)ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 op.125『合唱つき』(録音:1998年10月)

メラニー・ディーナー(ソプラノ)、ペトラ・ラング(アルト)
エンドリク・ヴォットリヒ(テノール)、ディートリヒ・ヘンシェル(バリトン)
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)シャペル・ロワイヤル、コレギウム・ヴォカーレ

名演。上記した2枚とは異なり現代ハイファイな録音。古楽系によくある温度感が低め、薄い中音域な演奏と録音。それだけに管弦の各楽器の音色の描き分けと緩急強弱の抑揚に長けたシステムでないとモノトーンで1本調子になってしまう。しかし名演に変わりはないのでよっぽど変な音でない限り芸術的感動は得られます笑。



いつもながら私事で恐縮ですが、試聴会で再生されるアルバムを自宅でオーディオ的に上手く再生できるように調整すると肝心の愛聴盤の再生がかえってダメになることが日増しに多くなっておりまして、


少しずつそういうアルバムをご紹介?します。途中で止めるかも知れませんけど笑。


「誰の参考になるのか? 誰の参考にもならないのだ!」


一般論クソくらえ。特殊こそ普遍。店員S田でした。














オーディオユニオンお茶の水アクセサリー館

お茶の水アクセサリー館はオーディオアクセサリーのあらゆるアイテムを展開し、国内外の多数ブランドを取り扱いしております。新品はもちろん、中古品の品揃えも充実しており店頭試聴も可能です。高価買取・下取は通信販売も対応しています。是非お気軽にご相談ください。

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