今日もラインケーブル3機種聴き比べちゃえ。




今日もラインケーブルを3機種聴き比べちゃいましょ。まずこの JORMA DESIGN:No.1 から。


※ No.1 は今は中古でしか入手できません。No.1 の後継機は UNITY





プラグは WBT-0110 Ag 。コンダクタ部は純銀製、なだけではなく、なんとプラチナコーティングを施してあります。





バイビー・クァンタム・ピューリファイアーを搭載。











今日はこの女性ヴォーカルだけ聴きましょう。





ヴォーカル、ピアノ、ドラムの前後関係が良く判る。そして特にピアノの音色が濃い。


どの楽音も解像度が非常に高いです。


では次。同じ JORMA DESIGN の現行機種、Duality RCA 。No.2 の後継機ですね。








プラグは No.1 と同じ WBT-0110 Ag 。














No.1 ほど各音像の前後を出さないので相対的に音場は水平方向の広さを意識させます。ピアノの音色が明るく薄く軽くなりました。


しかし解像度はやはり非常に高い。


次は Trinity 、といきたいところでしたが今日は聴ける個体が無いので、最近気になるカナダの新進 LUNA CABLES の ORANGE (オランジュ)RCA を繋いでみましょうか。








・・いやあ、ヨルマの2機種とあまりにも違い過ぎる笑。極端ながらある意味判り易そうな譬えをすれば、ヨルマの2機種はアキュフェーズ。そして ORANGE は EAR 。



No.1 と Duality は上記したような違いがあるものの遮音が完璧な静かなスタジオで、現代の高性能なマイクを使って録音した感じなのに対して、


ORANGE は観客は静かにしてはいるもののスタジオと比べれば色々なノイズが入るライブハウスで、昔の真空管式マイクで生録した感じ。価格差がかなりあることもありヨルマよりどの楽音も解像度は減ったんですが、


ヴォーカルもピアノも温度感が高いし、生音的な肉感 も出るんです。


・・これは極端な比較試聴だなあ笑。オーディオファイルにお勧めし易いのは明らかに No.1 と Duality ですが笑、


ツウ(?)のお客様には ORANGE を試してもらいたい。今夜もまたモノラル盤を聴く予定の店員S田でした。






LUNA CABLES:GRIS(グリ)RCA





LUNA CABLES:の入門クラス、GRIS(グリ)の RCAケーブル をお借りして自宅で試してみました。


ごちゃごちゃした写真ですが、フォノイコからプリまでに繋いでアナログを聴いてみたところ、


・・・古い録音のヴァイオリンって結構子音成分がきつく感じられることがありますがそれがない。そしてヴィオラやチェロの胴鳴りがかなり大胆に太い。


反面解像度は低くなりましたが、きょうびここまで個性のはっきりしたケーブルも珍しくっておじさん嫌いじゃない。。


LUNA CABLES のケーブルはグレードが上がるほど解像度が上がることは店で確認済なので次回は グレードが1つ上の ORANGE を借りてまた自宅で試すとして、





寝室で使っている Monitor Audio:Bronze 5 と 先日お書きした TRIODE:TRK-3488 とで試してみましょうか。











Apple Music で色んなジャンルを録音の新旧問わず聴いてみました。



Monitor Audio のスピーカーって、BBCモニターやタンノイ等 いわゆる英国の古風なスピーカーとは全く違って現代的な音調ですよね。そして同社の入門クラスである Bronzeシリーズはヨーロッパのリビングでマランツのリーズナブルなアンプあたりと組み合わされて電子楽器を多用する最近のポップスをあたりさわりなくおしゃれに鳴らしているスピーカーっていうイメージ。いわゆるバジェットオーディオで、ある意味日本のスピーカーより「日本的」に明るく薄く軽く綺麗な音(ドイツの集合住宅のリビングで鳴っている音ってけっこうそんな音だったりする)。





で、もちろんそういうポップスを GRIS を繋いで聴くと耳に刺さらないマイルドな質感が支配的になって心地よいんですが、アンプが TRK-3488 にヴィンテージ管を挿したやつっていうのもあるのでしょう、立ち上がり立ち下がりがのんびりしていて、もうちょっとシャキッとして欲しいかもしれない。









が、ダニー・ハサウェイやステイプル・シンガーズを再生すると 真空管シングルゆえの低出力と低ダンピングファクターによる締まらなくてあとに引くベース、そして GRIS のマイルドで湿度が高い音場・音像描写がかなりいい感じに雰囲気を出しますね。ステイプル・シンガーズがいつにも増して粘り気があるし。この価格帯でこんな個性のケーブル、ほんと無いですよ笑。


これが ORANGE になるとどうなるんでしょ? ともあれ、我々のように古今東西のケーブルを沢山聴いている人間には、強烈な個性を持っているケーブルって試聴のしがいがあって面白いです笑。


ところでついでながら、





この短いケーブル、LUXMAN のプリメインアンプをお使いの方ならあるいはお判りになるかもしれません。





そう、プリアウトとメインインの間を繋ぐジャンパーケーブルです。


我が家の L-505f は元々ここはコの字型のジャンパーピンで繋いであったんですが、以前キャンペーンか何かでこのジャンパーケーブルを入手して以来使っています。


けどやっぱりマニアはここにもっとグレードの高い RCAケーブルを繋いでみたくなりますよね?





例えば今回の GRIS を繋ぐとこんな感じ。スイッチクラフトのRCAプラグはこのように細身なので繋ぎやすい。試したことのある方なら御存知でしょうが、この端子部はかなり間隔が狭いのであまり高級なケーブルだともっと径が大きなプラグを採用しているものが多いのでプラグ同士が触れてしまいますし、コレットチャックだと狭すぎて締められなかったりする。



で、せっかく繋いだのでジャンパーケーブルの比較試聴もしてみましたが笑、ボトムエンドとは言えそれなりのお値段はする GRIS。情報量が明らかに増えました。ってこのために買う方もいらっしゃらないでしょうが笑。


店員S田でした。





ラインケーブル3機種比較





オーディオというインドアな趣味を嗜む我々はいつもと変わらず ラインケーブルを3機種、聴き比べようじゃありませんか。






まず最初に LUXMAN:JPC-15000








両端ノイトリックの端子。














ピアノの左手がずしーんと重く響きます。そして表面を磨いた金属のような質感が支配的。しかし右手方向がきらびやかになり過ぎることはない。


では次。ACOUSTIC REVIVE:XLR 1.0 Triple C FM











両端の端子はアコリバオリジナル。





今日聴いた個体は中古でプラグの塗装剥がれが目立ちます(^^;)。











新品定価が JPC-15000 の倍以上なだけあってやはりハイファイ性能はかなり勝ります。



まずスピーカーの外側方向に音場が拡がる。そして特に左手=低域の解像度が明らかに向上して混濁が解消。音像はちょっと引き締まる。


しかしというか、JPC-15000 の方がやや音像が大きい代わり全体に手綱が緩んだ、ある種おおらかな表現だったので XLR 1.0 Triple C FM より JPC-15000 の方が好きという方がいらっしゃるかも知れませんね。アコリバはポリーニでラックスはホロヴィッツ、というのはあまり上手い譬えではないか笑。


では最後。LUNA CABLES:ORANGE XLR











両端の端子はノイトリック。











ピアノの左手の解像度がアコリバより低くて混濁。音場もスピーカーの外側にはあまり展開しない。そしてホールトーンがラックス、アコリバよりぱっと聴きは少ない。んですが、


ラックスともアコリバとも全然違うピアノの、なんとも心地良い質感。そして耳に美味しい音色。


今までこのブログでも何度か試聴してきた ORANGE ですが、ピアノ曲だけで比較試聴した今日の印象はかなり個人的にいいですね。。


正直なところ、アコリバやサエクやエソテリック、あるいはヨルマデザインやノードストといった現在主流派を形成していると言っていいメーカーの製品とは目指すところが相当違うので、それらのケーブルをお使いになっている方にはお勧めしにくい LUNA CABLES ではありますが笑、


これまた正直に言いますと、例えば 英国 LEAK や、「昔の」QUAD を愛用しているような方にならかなり自信をもってお勧めできるのが LUNA CABLES です。あるいはこう言ってしまいましょうか。フルトヴェングラーやトスカニーニ、フリッツ・ヴェルナーやクリュイタンス、バルヒェット・カルテットやブッシュ・カルテット等の録音盤を買ったけど現代ハイエンドシステムで再生しても実につまらない。なので定評のあるケーブルにすれば楽しく聴けるかと思ってあれこれ買ってみたけど高いケーブルにすればするほどハイファイ性能は高まる反面フルトヴェングラーとかはアラが目立つばかりでかえってつまらない度が高まってしまう。そんなお悩みをお持ちの方がいらっしゃいましたら試しに LUNA CABLES を繋いでみてください。それらの盤の「本来の」音に多少なりとも近づけて、音楽として楽しめるようになるかも知れません。


LEAK の DELTA 30、そして QUAD 22+II を愛用している店員S田でした。








LUNA CABLES:ORANGE 対 SAEC:SL-6000




今日は中級ラインケーブルを比較試聴しましょうか。








今日比較するのは我が国の老舗 SAEC の SL-6000 RCA(左)と



カナダの新進 LUNA CABLES の ORANGE(オランジュ)RCA(右)。





ではまず SL-6000 から聴きましょうか。





オーディオ専用に開発された最新導体、PC-Triple C を採用する高性能ケーブルです。











いつものハスキルは古い録音ですが、SL-6000 はかなりのワイドレンジで聴かせます。


ノイズフロアが低く、音場はスピーカーの外側に広く展開。





そしていつものクリス・ボッティ3曲目は、最新のライブ録音感?が非常に良く出る。


冒頭の拍手がひとつひとつ描写され、拍手が響くホールの広さも容易に感じ取れる。


そしてサエク特有と言っていい透明感と清潔感。





ではお次。オランジュに繋ぎ換えます。





仕事柄たくさんのケーブルを抜き差ししてますが、スイッチクラフトの RCAプラグを装着する RCAケーブルって当店には実際ほとんどありませんので、この径の小さなプラグを手に取って繋ぐとかなり新鮮で笑なんだかとっても通(ツウ)なことをしている気分になります。ケーブル本体も極細ですし被覆は御覧の通りだしで、マニア心を刺激される笑。





・・そしてやっぱり音もマニア心を刺激する笑。具体的には、


ハスキル。SL-6000 ではスピーカーの外側に音場が広く展開していたのが、ORANGE だと外側を意識させない。なぜかというとスピーカーの内側に展開する音像のテクスチャが耳に美味しいから。「マニアなら内側の音像を聴け!」とでもいわんばかり。


そして SL-6000 よりナローレンジに聴こえる。「マニアなら可聴帯域内の音の充実度を聴くべきだと思うぜ」とオランジュにたしなめれられている気分。・・新進ブランドなのにいやに老成してるよなあ。


クリス・ボッティは冒頭の拍手がやけに耳に心地よい質感。続くスティングのヴォーカルもベースも同じ。初期の audio refinement や 英国 LEAK 等にもある意味通じる、音楽の聴き方をよく知った方のチューニングの賜物と感じさせる音。


そのうち機会を見つけて自宅で聴きます。店員S田でした。






NVS:Silver 2 対 FD V




NVS:Silver 2 RCA (中古)が入荷しています。かなり珍しいので聴いてみましょう。


せっかくなので? FD V と比較試聴しましょうか。末尾に S がつかない Silver 2 は NVSの初代のモデルで、V  がつく FD V は最新のモデルですから、新旧比較という点でも興味深い。新と言っても NVS はメーカー自体終了してしまっていますから FD V も当店在庫限りですが。。














・・いやあやっぱり NVS のシルバーはいいです(^^;)。音像が肉厚むっちり。各音像がそれぞれの質量を伴う。そして肌理細やか。倍音成分も桁違いに多い。



ハスキルのピアノは甘美だし、竹富のさざ波が妖しく官能的。


では最新の FD V はどうか。





・・Silver 2 のような音像の肉厚感や質量感はありません。どちらかというとスリムな音像。


しかし、ハスキルのピアノが軽やかになるのはある意味正しいですし、ハイパーリアルな油絵とも喩えたくなる Silver 2 よりも ある種水彩画的な FD V の方が長ける音楽もありそうです。


MC-1 Pro を導入するか悩み中の店員 S田でした。




JPR-10000 対 JPR-15000




ラックスマンはアンプやCDプレーヤー等のコンポーネントだけでなく、ケーブルやプラグ等のアクセサリーも人気です。なので?今日はラックスマンの RCA ケーブル 2機種を聴こうじゃありませんか。


まず耳慣らしに SUNSHINE:SRC-Reference RCA を繋いで聴きます。















改めて聴くと、どちらかというと淡泊で腰高な音調のものが多い入門機クラスにおいて SRC-Reference はやっぱり個性派だなと思わざるを得ません。とってもウェットな質感、そして重心が低いんですよね。



なので





こういう録音にはある意味良く合う。声も楽器も生々しいんです。






反面、楽器間の位置関係やホールトーンが克明に記録されているこのような録音だと、せっかくの位置関係、そして漂う様が克明に録音されているはずのホールトーンも、共に曖昧になってしまう。しかしこの価格帯に全てを求めるのは間違っているので笑 SRC-Reference に非は全くありません。



では次。LUXMAN:JPR-10000





ノイトリック製RCA端子。





導体はノンツイストの6N銅。









・・我々はラックスマンの音と聞くと「ふくよか」「豊か」「ウェット」系の音をイメージしますが、



ブラインドで比較試聴したら先ほど聴いた SRC-Reference の音がラックス!と自信を持って答えてしまうかもしれません。


つまり JPR-10000 の音は SRC-Reference と比べると細身でドライなんです。


しかしオーディオショウでラックスマンブースに行くと、当然ながらラックスのケーブルで繋がれたラックスマンの機器からはいわゆるラックストーンである「ふくよか」「豊か」「ウェット」系の音が出てますよね。


ということは、ふくよか系のラックストーンを出すのはアンプ等の機器の方であり、機器間を繋ぐケーブルは意外とニュートラル方向にチューニングされている。ってことでしょうね。勿論比較対象によってはラックスのケーブルはやっぱりふくよか系なんですが笑。


では次。ラックスマンのトップエンド RCAケーブル、JPR-15000 に繋ぎ換えましょう。








7Nの D.U.C.C. をやはりノンツィストで使っています。








再生を始めた瞬間にはっきり判るレベルでノイズフロアがぐぐっと下がりました。



音像のサイズやテクスチャの性質は JPR-10000 と変わらないのですが、つまり SRC-Reference と比べれば細見でドライなのは変わりませんが、


さすがラックスマンのトップエンド。ロバータの声を構成する諸成分を JPR-10000より1桁多く分析しながらも、SRC-Reference よりは細身でドライとは言え、決して耳障りにしないで総合します。


そしてメインボーカル、バックコーラス等それぞれの位置が JPR-10000 より断然明瞭になる。


なので、リサ・バティアシュヴィリも聴いていて断然楽しい。楽器間の位置関係が前後左右ともにはっきり聴きとれるし、ホールトーンも実にこまやかに漂うんです。


・・・えーと。以上で予定していた試聴は終わりなんですが、ついでにこのケーブルで同じ曲を聴いちゃいましょうか。





カナダ LUNA CABLES:ORANGE RCA






おおざっぱに分類することが許されるならサンシャインもラックスもマイルド系と言っていいでしょう。


そしてそのルックスと内容、そして試聴した経験から LUNA CABLES の音も同じマイルド系だと想像してました。


まあたしかにおおざっぱに言えばマイルド系なのは間違いないんですが、


・・ORANGE は音像に意外にも強い芯がありますね。それは音像のエッジを立てるのとも、アタックを強めに表現するのとも微妙に違っていて、


音像の輪郭線にではなくその中心に強い芯が感じられる。そういう音です。いつもながら私事で恐縮ですが、HARBETH:HL Compact を自宅で聴くようになって、古いナローな録音には ソフトドームツィーターよりも ハードドームツィーターの方が、あるいはタンノイのプレステージシリーズのようにホーンのツィーターがやはり合うと納得するようになりまして( HL Compact は現行の HL Compact7 ES3 と同様アルミ製ハードドームツィーターを採用しています)、


ビンテージに大いなる価値を見出す LUNA CABLES の音も、言ってみればハードドームツィーター的な成分を秘めている気がします。LUNA CABLES のケーブル、やっぱり借りて自宅で聴こうと決めた店員S田でした。




カナダ LUNA CABLES:GRIS と ORANGE を聴いてみる。 ~その2~

ではサブエントリーの ORANGE に繋ぎ換えましょう。








 


















なるほど。こういう違いなんですね。


まずハスキル。明らかにノイズフロアが下がり、空間の前後が出るようになる。そして GRIS の時に贅肉豊だったピアノが ORANGE だと筋肉質になって音像が引き締まる。


竹富も ORANGE にするとやはり明らかにノイズフロアが下がり、さざ波の泡立ちがよりきめ細かになる。泡立ちの質感は藁半紙より滑らかな上質紙が擦れ合う感じに。鳥の鳴き声はより遠くに。


スティングは冒頭の拍手が GRIS のときは3人分の拍手を大きな手のひらを持つ1人の拍手として要約して笑 聴かせていたことがわかる。ベースはやはり引き締まる。


そして、ロバータ・フラックと Quiet Winter Night が面白い。ハスキル、竹富、スティングの変化は上述の通り他の現代のケーブルブランドと同じようにグレードが上がると解像度、音場の広さ、S/N比といったもっぱらハイファイ性能の向上として聴きとれたのですが、



ORANGE はそれらハイファイ性能の向上を実現させながら、ロバータの音場と声と伴奏のモワアンとした(蒸し)熱さは他の現代ケーブルブランドと違い下級の GRIS とそんなには変わらない。そして Quiet Winter Night を再生すると、ピアノの倍音を GRIS より分析的に描きながらも、人肌の温度感については GRIS とほとんど変わらなかったのです。


つまり、GRISORANGE を比較した限りではありますが、LUNA CABLES のケーブルは、グレードが上がるごとに

●ハイファイ性能は確実に向上する。
●しかしビンテージ感は(さほど)失われない。

とひとまず言えそうです。


・・我が家の ガラード401 / Sedley / QUAD 22+II / ハーベス、で比較試聴したいですねー。アナログの方が断然、 LUNA CABLES の本領を発揮できそうな気がします。多分デジタルだと LUNA の魅力の半分も聴きとれない。店員S田でした。



カナダ LUNA CABLES:GRIS と ORANGE を聴いてみる。~その1~




カナダ LUNA CABLES のデモ機が届きました。











届いたのはエントリークラスの GRIS(グリ) と、その上の ORANGE(オランジュ)


先日聴いたときは中域が張り出すかまぼこ型で、モワアッと匂い立つ音場、そして耳障りな音を決して出さない、という印象でしたが、じゃあ各グレードの音はどうなのか?


ビンテージ独特の味わいに大いなる価値を見出す LUNA CABLES は、上級機の音を下級機の音に対しどのファクターにおいて上回らせるのか?


一般的なケーブルブランドだと 解像度、音場の広さ、音像定位、S/N 比 等のハイファイ的ファクターにおいて下級機より上級機の方が上回ると言ってしまってまず間違いはないわけですが、


LUNA CABLES だと上級機になればなるほど「ビンテージ度(?)」が上がるということもあり得るわけですから。うーむ。こういう関心をもって比較試聴に臨む例はあまりないな・・。





では最初に GRIS の RCAケーブルを繋いで聴きましょう。














ハスキルのピアノは音像にいい感じで?贅肉がついて膨らみ、






竹富はさざ波の泡立ちは極端に言えば藁半紙をこするような質感。つまり目が粗くて結構ドライ。そして唄と三味線は強めで音像大きめ。





クリス・ボッティのカーネギーライブ3曲目、スティングは冒頭の拍手がやっぱりちょっとドライで音像が大きい。ベースはやっぱり贅肉豊か。





面目躍如と言っていいのが前回聴いたときも良かったロバータ・フラックの Killing Me Softly 。もわあっと蒸す音場にこれまたもわあっとメインヴォーカル、バックコーラス。そしてベースが贅肉豊か。





これはどうかなと思って聴いてみた Quiet Winter Night は現代ハイファイ系だと温度感が低いのですが、GRIS だとほんのり人肌。



・・なるほど。ウェスタンの導体に同じスイッチクラフトの RCA端子を装着させた、ビンテージ専門店で販売されている類のRCAケーブルとやはり似た音調、ですが、


現代のケーブルブランドが発売している一般的なRCAケーブルから換えてもウェスタン系よりは違和感を抱かない音調ですね。マイルドヤンキーならぬマイルドビンテージ。



まずはここまで。次回いよいよ ORANGE に繋ぎ換えます。店員S田でした。





BLUE HEAVEN LS 対 LINE 1.0X Triple C FM




今日はアメリカと日本の入門クラス ラインケーブル対決。


アメリカ からは NORDOST:BLUE HEAVEN LS XLR 。








そして日本からは ACOUSTIC REVIVE:LINE 1.0X Triple C FM 。







ではまず NVS:FD V XLR でひと通り聴いてから、











BLUE HEAVEN LS に繋ぎ換えましょう。








FD V と比べるとスピーカーの外側に音場が拡がらないのは価格差ゆえ仕方ない笑。





いつものスティングは冒頭の拍手がウェットな質感。ベースは緩い。





しかしピアノ協奏曲は左手のヴァイオリン群が質感ちょっと硬めでぱさつきます。


が、ハスキルのピアノは程よい緩み具合で質感もウェット。





竹富はさざ波が硬くならずエッジも立たない。





ヴァイオリン以外は総じてウェットな質感ですね。NORDOST の上位機ほどには音像定位がシャープに決まりませんが、ウェットな質感は聴き疲れしないので好印象。



では次。LINE 1.0X Triple C FM












さざ波は BLUE HEAVEN LS より明らかに硬めの質感。そして三味線と唄は音像の輪郭線ににじみが無くスッキリ。


ピアノ協奏曲は NORDOST とは対照的にヴァイオリン群の質感はパサつかず、ピアノは音像が引き締まる。


そしてスティングは冒頭の拍手が硬質になり、ヴォーカルからはやはり音像の輪郭線のにじみが消えてクッキリ。


・・けっこう違いますねえ。店員S田でした。



お手頃ラインケーブル3機種比較試聴




今日はお手頃価格のラインケーブルを3機種比較試聴しましょう。


 


NVS:FD V XLR でひと通りまた聴いてから、


 


 


独 JIB:SIGNAL.XLR に繋ぎ換えます。お値段以上の造りの良さです。


 


 


FD V のような官能性や音楽的説得力はさすがにありませんけど、逆に音楽的色付けがない謙虚さは美点でもあるでしょう。


スッキリクッキリハッキリなテクスチャと空気感なのでロバータ・フラックはあっさりですが、スティングのような最近のライブ録音の清浄な空気感とはマッチしています。


では次。同じく JIB の Rodius Balance HF-007/A-1.0m 。


 


 


 


情報量が1桁増えた上に低域方向にレンジが拡がったことがどの曲を聴いても判ります。この価格帯だと 1、2万円の差って大きいですね笑。スッキリクッキリハッキリなのは 先ほどの SIGNAL.XLR と変わりませんからこれが JIB の音なのでしょう。


では最後。SAEC:XR3000 。


 


 


 


 




・・スッキリクッキリハッキリを聴いたあとだからなのか、XR 3000 の音にはちょっと粘度のある質感を感じます。この質感はロバータ・フラックには合う。そして竹富のさざ波の泡立ちも JIB では硬質だったのが軟質になりましたし、スティングのライブ録音は空気の鮮度感清潔感ではなく演奏と聴衆の熱気を意識させる。


と。ここまで聴いてきて。・・昨日聴いた カナダの LUNA ケーブルの音って、やっぱり個性強かったなあと。今日のこの3機種は KS-Remasta で言えば 現代の導体とハンダを採用する KS-LW-4000MR あたりと同じ傾向で基本的に明るい音色でワイドレンジ感がある音ですけど、


LUNA ケーブルの音は同じくヴィンテージ導体、に加えてヴィンテージハンダも採用する KS-VWS-Spirit.II/N  あたりに通じるものを強く感じます。古いアナログの、ダークで彫りが深くてナローでぶ厚い音が好きな人間にはたまらない音という気がとてもする。ゆうべ寂し過ぎてファミマで自分用に買った 明治の板チョコ より たまに買う カフェタッセ の エクストラノワール の方がそう言えば好きな店員S田でした。明治のアポロも好きですがね。




オーディオユニオンお茶の水アクセサリー館

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