Spirit Torino:Radiante







イタリア Spirit Torino の「パッシブラジエーター搭載密閉型ヘッドホン」


Radiante のデモ機が当店に届きました。














イヤーハウジングの中央、親指でおさえているところがパッシブラジエーター。





凹んでいるのがお判りになるでしょうか。



スピーカーではパッシブラジエーター(ドロンコーン)を搭載するものは珍しくありませんが、


ヘッドホンで搭載する例は私寡聞にして知りません。


電子楽器を多用するポップスと、ピアノ協奏曲を聴いてみましたが、低音の出方がやはり独特。


と、いいますか、





パッシブラジエーターを搭載したスピーカーとよく似た表現です笑。密閉型ほどには低域が引き締まらない=押すのも引くのも後を引く感じでちょっとのんびり。代わりに豊かな量感。


そしてオープン型のヘッドホンとも勿論異なり、音場がスカアっとは拡がらない。音場表現は密閉型ヘッドホンと同様。



内側から見ると普通のヘッドホン。





・・・と、このように書いてしまうと「密閉型でもオープン型でもない中途半端なヘッドホンじゃないか?」と読み手に思わせてしまうかもしれませんが、なかなかどーして。



ヘッドバンドがスエード地でオシャレです。そういえば PRYMA 01 という同じくイタリア製の、とってもオシャレなヘッドホンがありましたね。いま輸入元に確認したところ国内に在庫はなく、本国でも生産完了とのこと。残念・・・。


さすがイタリア製というべきか、 Radiante はテクスチャがかなり心地よくて、最近のポップスを再生しても子音が耳に刺さりません。楽器毎の音色の描き分けもなかなかに巧みです。


以前のように破滅型の買い物をしないと唯一の取り柄がなくなるといま他のスタッフから言われた店員S田でした。たしかに最近常識人・・。












audio-technica:ATH-AWKT




木のヘッドホン新製品試聴。ラストは この ATH-AWKT です。





黒檀は比重が大きく硬い木。スピーカーの下にアフリカ黒檀でできた山本音響工芸:QB-4 を敷くとスッキリクッキリと明瞭な音になります。





イヤパッドにはシープスキン(羊革)を採用。素晴らしい装着感です。








LUXMAN:P-750u に繋いで聴いてみます。





電子楽器を多用している宇多田ヒカルのアルバムは先日試聴したアサダ桜をハウジングに採用した ATH-AWAS  と比較すると音像が強く濃い印象。個人的には ATH-AWAS のソフトな感じが好きかもしれない。


せっかくなので audio-technica のトップエンド、ATH-ADX5000 でも聴いてみましょうか。





・・オープン型だからというのもあるのでしょう、音場空間がストレスなくふわっと周囲に拡がります。といっても ATH-AWKT の音場空間にストレスが感じられるわけではないですからこれは優劣の問題ではありませんね。


クラシックも聴いてみましょう。





ATH-AWKT で聴くこのコンチェルトは弦楽器の箱鳴りに独特の音色が感じられますね。情報量は申し分ありません。ATH-ADX5000 にも同じ音色が感じられる。スピーカーで言うと B&W ではなく MAGICO 的な音色です。


・・FOCAL:UTOPIA だと音色はどうでしょか?





・・個人的に究極のヘッドホンと感じていた UTOPIA で聴くと ATH-AWKT とはまた違う弦楽器の音色。昔のウィルソンの音色を思い出すのでこれはベリリウムの音色なのか?


ゼンハイザー:HD800S だとどうでしょう。





・・我が家のシステムで ERATO 盤がうまく鳴っているときみたいな極上の音色とテクスチャ。。極私的な話ばかりしてスミマセンが(^^;)、HD800S の株が急上昇してしまいました。HD800(S)はいちど手放してもまた買ってしまう方が多いと聞いたことがありますが、私もそうなりそうな予感。店員S田でした。


audio-technica:ATH-AWAS




アサダ桜というと当店的には山本音響工芸の製品が思い浮かびます。私はモノラルカートリッジ ZYX:R50 MONO をヘッドシェル HS-2 に取り付けて愛用していたりします。モノラル盤の味わいを損なわないシェルです。






audio-technica の新製品、ATH-AWAS もハウジングにアサダ桜を採用しているんです。






実に美しい、そして造りの良いヘッドホン。









御覧の通り径が大きいので耳をすっぽり覆います。この装着感に慣れてしまうとゼンハイザーの HD25 とかおじさん無理。HD25 の音は大好きですが。





先日 ATH-WP900 と SONY:MDR-1ST との比較試聴の際にも聴いた宇多田ヒカルは ATH-AWAS だと断然スケール感が出る。そして ATH-WP900 より さすがに低域方向にレンジが伸びる。スピーカーに例えるなら WP900 は ELAC:BS312 ATH-AWAS は B&W:804 D3 といったところでしょうか。


・・なんだろ? このアルバムの1曲目ってこんなに気持ち良かったっけか?


ATH-AWAS は電子楽器間の分離がむちゃくちゃ鮮明な上に、立ち上がり立ち下がりが速いからでしょうか前のめりのリズム感で聴いてて凄く楽しい。。なんだかおじさんワクワクしてきちゃった。。


せっかくなので他社のライバル機も聴きましょう。








FOSTEX:TH900 Mk.II








こちらも造りが素晴らしい。





面白いですねー。同じ価格帯、そして同じ密閉型でも表現が全然違う。 TH900 Mk.II は ATH-AWAS より明らかに中低域に重心がシフトしています。スピードが遅いわけではないのですが、音像に質量感があるからなのか ATH-AWAS のときのような高揚感は同じ曲を聴いても湧いてこない。





では私しか試聴に使わないいつもの竹富はどうかというと、


ATH-AWAS はさざ波が泡立つ様に意識が向くのですが、TH900 Mk.II だと質量をもった水が足元でちゃぷんちゃぷんとゆらめく様に意識が向く。ならば





ラン・ランはどうか?・・


ATH-AWAS だとピアニストの右手、TH900 Mk.II だと左手に意識が向く。。ある意味判り易い違いですね笑。


とっかえひっかえ聴いているうちにとっても楽しくなってきちゃったんでとっておきのヘッドホンも聴いちゃいます。





そうです。こいつです。





私にとって絶対的なヘッドホン、メートル原器である 仏 FOCAL:UTOPIA 。





・・オチとしてあらかじめ計算していたかのような結果となりました。わが国でいま使うとノスタルジックに感じてしまうたとえをとても雑に使わせてもらえば ATH-AWAS は These(テーゼ)。 TH900 Mk.II は Antithese (アンチテーゼ)。そして UTOPIA は Synthese (ジンテーゼ)笑。高域寄りでも低域寄りでもダメよ。全帯域が充実してないとネ。って感じ。


ともあれ ATH-AWAS で聴く宇多田ヒカルの楽しさにはビックリ。エイジングが進んでこなれてくればジャンルや録音の新旧を問わず音楽を愉しませてくれるんじゃないか? 店員S田でした。












audio-technica:ATH-WP900




なんとも美しいハウジング・・。





ポータブルヘッドホン、ATH-WP900 。ここまで美しいと屋内でも使いたくなりますね、私なんかは。






ポータブルなのでやはり密閉型。イヤーパッドもヘッドパッドも立体縫製されているので装着感は素晴らしい。





試聴に使うヘッドホンアンプはポータブルでなく据置。ラックスマン:P-750u





ポータブルにしてはけっこういいお値段がする ATH-WP900 ではありますが、ポータブルだと電子楽器を多用するポップスを聴く方々が購入を検討しそうなイメージもあるのでまずこの宇多田ヒカルを聴いてみます。と、


高域が鮮明。質感は明らかに硬め。温度感はかなり低い。





多分ヘッドホンの試聴に使われることはほとんど無いであろういつもの竹富を聴いてみると、


さざ波の泡立ちがやっぱり硬い。軽金属製の粒子がぶつかり合う感じ。


エイジングで多少柔らかくなるでしょうが、ちょっと偏ったチューニングという印象です。





ソニーの MDR-1ST で同じ2枚を聴いてみましょうか。





・・MDR-1ST はロングセラーの名機、MDR-CD900ST のハイレゾ対応版で 実売価格は ATH-WP900 の半額以下。


こちらは ATH-WP900 とは全く異なり、明らかな中音域重視のバランス。音像は太め。温度感は高め。


どちらが好みかと問われたら私は同じ SONY の MDR-CD999 、MDR-CD3000 をかなり長く使っていたので?  MDR-1ST の方が好きと即答してしまうでしょうが、これは人によって好みが分かれるでしょうね。店員S田でした。

オーディオテクニカ:ヘッドホン新製品3機種展示始めました。







名門オーディオテクニカから3機種のヘッドホンが誕生。


本日より当店でも展示を始めました。







アサダ桜ハウジングの ATH-AWAS 。





精悍な黒檀ハウジングの ATH-AWKT







弦楽器を想起させるフレイム・メイプルの ATH-WP900 。


「木のヘッドホン」シリーズ。非常に美しいです。近日試聴してまた御報告いたします。





最後に同社のフラッグシップ、ATH-ADX 5000 。せっかくですから自戒は木のヘッドホンシリーズとも比較試聴しちゃいましょう。店員S田でした。


MYSPHERE 3 ~ AKG:K1000 の直系 ~




いつもお世話になっている取引先の Yさんに装着していただいているのは、





AKG 出身の技術者が 名機 K 1000 の現代版?として開発した、MYSPHERE 3 です。





左右のユニットを外側に開くと





こうなり、







閉じると





こうなります。Y さん男前です。俳優みたい。


御想像いただける通り、外側に開くとオープン型でもまったく敵わない広大な音場がリスナーを取り囲みます。これは凄い。閉じると普通のヘッドホンの空間表現に近づきます。





これが専用のハードケース。





開けるとこんな感じ。








MYSPHERE 3には 3.13.2 があります。これは 3.1 のユニット。3.2 のユニット と形状は同じ。


ドライブ力 が小さめな ヘッドホンアンプ(ポータブル等)で駆動する場合は 3.1 を、


ドライブ力 が大きなヘッドホンアンプ(据置等)で駆動する場合は 3.2 を注文時に選択するようです。








ユニットを装着していない状態。





このようにユニットを取り付けてから、ヘッドパッドを取り付けると





こうなるわけです。





アキュフェーズのCD。非売品。





オーディオチェックにはもってこいのこのCDを MYSPHERE 3 で聴いてみました。





当店常設のヘッドホンアンプ、LUXMAN:P750u に 4PIN バランスで接続。


耳に触れないヘッドホン。スピーカーとはまた違う音場表現。


解像度等ハイファイ的なファクターについては国内予価 54万円(2019年11月5日時点)という極めて高い価格の製品なこともありさすがにとても優秀です。


価格帯的に他社のハイエンドヘッドホン、例えば 仏 FOCAL:Utopia あたりと比較検討することになるかとも思いますが、


音場表現が違い過ぎてある意味違うカテゴリーの製品という気もします笑。


とりあえず、深夜にスピーカーで大音量を出すのが難しい場合、MYSPHERE 3 なら「疑似的にスピーカーで」音量を気にせず音楽を楽しめる。かなりありがたいかもしれない。


加えて断言できるのは、耳に触れないので夏でもイヤーパッドが汗で湿らず快適、ということでしょうか笑。


汗かきな店員S田でした。










SONY:MDR-M1ST 展示を始めました。




SONY:MDR-M1ST の展示を始めました。


定番中の定番プロ用モニターヘッドホン、MDR-CD900ST のハイレゾ対応版です。















ケーブルは回してしっかり固定できます。






 


日本製。





同価格帯のヘッドホン数機種と比較した印象ではメーカーの説明の通り、中音域に焦点を当てた感じで、いわゆるハイレゾ感を演出した=高音域を強調した感じがありません。いわゆるカマボコ型の帯域バランス。


密閉型なのも働いて張りのある中低域。音場型か音像型かと問われれば後者。


音色の明暗・色彩バランスは中庸。総じてバランスの良いヘッドホン。


私も長く愛用していた同社の名機 MDR-CD999 、MDR-CD3000 をも思い出させる上質なヘッドホンです。回転寿司屋でまわる寿司を眺めていたら持病のめまいが再発した店員S田でした。回転寿司はやばい。







FOCAL:STELLIA(ステリア)を聴く






仏 FOCAL:STELLIA 。密閉型のトップエンド。



























付属の4ピンバランスケーブルを LUXMAN:P-750u に繋いで聴きます。
 






仏 ERATO の古い録音。フランス近代曲を正しく典雅に聴かせるヘッドホンはあまり多くありません。例えば HD 800 だと音像の肉感が薄くてあまり楽しくありませんが笑、


STELLIA は肉感が程よく厚く、柔らかなテクスチャで楽しませます。





録音が新しいこのアルバム。密閉型で店内のノイズが入りにくいこともあり笑 音楽の背景が静か。そして音像に適度な張りがありますね。システムによってはヴァイオリンが耳に痛いこともある録音ですが、STELLIA は耳に心地よいテクスチャ表現なので長時間聴いても疲れることはないでしょう。





いつもの竹富を聴くとさすが上位機。鳥の鳴き声は 先日聴いた ELEGIA より遠くに。そして足元に打ち寄せる波の音はちゃんと近くに。さすがに UTOPIA には敵いませんが密閉型でここまで音場を表現できるのは大したものだと思います。





STELLIA、噂に違わぬ素晴らしいヘッドホンでした。


FOCAL と言えば、


FOCAL が JM LAB だった頃、インターのノアブースで聴いた TANTAL のトールボーイが凄く良かったんですよねー。VTL のアンプで駆動する UTOPIA も凄かったですが、 Bow Technologies の WAZOO XL、WIZARD と組み合わされていた TANTAL の音色は実に爽やかで美しくて、安いスピーカーなのにと驚いたものです。


店員S田でした。








ヘッドホン3機種比較




FOCAL の新しい 密閉型フラッグシップである STELLIA がかなり凄いらしいですね。。


なので今日 輸入元 LUXMAN さんに試聴機をお願いしました。近日、試聴してお知らせいたします。


そして仕事熱心な私は FOCAL の密閉型で既に発売されている ELEGIA を改めて聴きたくなりました。
















LUXMAN : P-750u に繋いで







まずこのCDを。


新しい録音のクラシックはともすれば輝きが強過ぎて、単なるハイファイ調のシステムだと特にテクスチャの違いがわかりにくいものですが、さすがスピーカーの名門 FOCAL 、テクスチャの描き分けは巧みです。情報量も十分。






最近よく試聴で使うこのCD、いつもスピーカーで聴いていましたので鳥の鳴き声が遠くに聴こえさざ波は手前に打ち寄せていたんですが、ELEGIA だとちょっと厳しいかも(^^;)。鳥の声もさざ波も聴いている自分との距離があまり変わりません。


・・トップエンドの UTOPIA でもやっぱり距離は出ないのかしらん?マニアなら当然考えますよね。





というわけで UTOPIA も聴きましょう。





・・・ヘッドホンだから空間表現がダメ、とかではないですね。UTOPIA だと鳥の声は遠くなり、さざ波は目の前に展開。。するだけじゃない。波の音がウェット!水だから当たり前じゃないかと言われるでしょうが笑とにかく潤い成分が非常に豊か。そして音色が濃いです。


竹富島の海辺にいたらこんな感じじゃないかと思ってしまうほど臨場感があります。


臨場感。。 ゼンハイザーの HD 800 も聴きますか。





臨場感、音場といったら HD 800 ですよね。





・・さすが HD 800。鳥の鳴き声は遠く、さざ波は近いです。素晴らしい。


ただ、UTOPIA のウェットな音色を聴いた直後だと、さざ波がドライに感じられてしまう。ドライなさざ波。変な表現笑。


ともあれ、価格差を考えると HD 800 はやはり大したものですね。生産完了した HD 800 よりも HD 800S はお値段が張りますが、それでも高コスパだと思います。


いつか UTOPIA を買いたい店員S田でした。
























ゼンハイザー:HD800S vs. HD820




ゼンハイザーの密閉型のフラッグシップ、HD820









今日は開放型のフラッグシップ、HD800S と比較試聴してみました。










 
エイジングの差があるかも知れませんが、やはり音場の広さは HD800S に分があります。





他方で各楽器の音色は音像に凝縮感がある HD820 の方が濃いですね。ここは好みが分かれるところでしょう。





HD800S の方が HD820 よりピアノがマイクに近い。ちょっと意外かも。


ある意味同じことかもしれませんが、ピアノの打鍵音に芯があるのは HD820 の方です。


HD820 で聴く方がピアノの音像がギュッと凝縮されて肥大しません。


残念ながら HD800 が生産完了を迎えるとのことで、HD800 か HD800S かで迷うことは無くなったわけですが笑、


HD820 が新たな選択肢として登場しましたので結局また悩むことになりましょうか。


HARBETH: HL Compact 用のケーブルは決まって、次はスタンドで悩み中の店員S田でした。


音的には純正スタンドがベストなんですが、現行の Compact 7 ES3 用の純正スタンドはサイズが合わないのです。というわけでとりあえずアマゾンに杉の角材を4本注文しました。





オーディオユニオンお茶の水アクセサリー館

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