在庫検索

中古 新品 
オーディオユニオン全店の
在庫が検索できます。

カレンダー

07 2018/08 09
S M T W T F S
1 2 4
5 6 9 10
13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

ブログ内検索

アクセス解析

バーコード

インシュレーター比較試聴





どうにもうまく鳴らないソースってあります。




例えば当店でもたまに試聴に用いる、アキュフェーズのこの CDの、









5曲目のシューマン「献呈」。









Du meine Seele, du mein Herz ,  (ドゥ マイネ ゼーレ、ドゥ マイン ヘルツ)




と始まるソプラノの、倍音成分が詰まってしまいがち。倍音成分がくちゃっとつぶれます。




なので伸びやかに歌わない。ちょっとヒステリック。




というわけで?笑 今日はインシュレーターでどこまで改善できるかやってみましょう。









この Esoteric:K-07の、元々ついているフットの下に色々挟んで試してみます。









クアドラスパイアのラック棚板に直接 K-07を置いた状態で聴いた後、














ヤマキ電器 SQI-02-E2  を挟んでみます。




1個あたり 7,000円(税別)のリーズナブルなインシュレーターです。










!! 伴奏のピアノが艶やかになりました。









ソプラノの、低い天井にぶつかってくちゃっと倍音がつぶれた感じが結構解消されます。



では次。
















中古で入っている、TAOC:TITE-25MF



木と金属のハイブリッド構成。機器を直接受ける部分がモールドメイプル。



ヒステリックなところを分厚く良質な木質部分で受ければ温和になるのではないか?



不要振動の吸収は主に金属の部分でという発想です。









既に製造完了している TITE-25MF ですが、なかなかいいインシュレーターですね。



可聴帯域の上の方、ヒステリックさが際立っていた帯域が丸められて温和になりました。



不要振動を不要振動として減衰させる量はほどほどなので、木部が加える温和さで聴かせる印象です。上手にごまかした感じとでも言えばいいか笑。









次。我が家でも愛用している、KRYNA:D-PROP extend



真鍮製の円柱内に、同じく真鍮製のスパイクを2つ重ね



円柱とスパイクの間の空隙に振動を熱変換する特殊な液体を充填。



振動吸収性能がずば抜けて高い、インシュレーターの傑作です。









さすが D-PROP extend。減衰させる量と質が違う。



ピアノもソプラノも、それらにまとわりつく残響も、解像度の桁が増します。



そして今回の課題である、ソプラノの詰まり、倍音のつぶれを



不要振動を徹底して減衰させる正攻法で解決しました。



・・・が。




TITE 25-MF で聴くことができたあのソプラノの温和さ、肉感を知った直後だからでしょう、



物足りない。 やっぱり人間、いいものを知ると駄目です。



では、最近当店でお取り扱いを始めた老舗、Harmonix の




TU-666M “Beau Tone” Million Maestro 。




これだとどうでしょうか。























悔しい。



Million Maestro 素晴らしいです。高いだけのことがある。




高けりゃいいってもんじゃないとたまには言ってみたかったのですが笑。




ご覧のとおり、外見上の構成は、機器を直接受ける部分が木製でその下に金属部分。




ですから TITE-25MFと同じように、ソプラノに美味しい木質の豊かさ、温和さがのります。




しかしそれだけではない。おそらく内部に相当のノウハウが投入されているのでしょう、




ソプラノがポッと宙に浮かぶ。




特筆すべきなのは、ソプラノ、ピアノが共にどしっと重心が低くなるところですね。



重心が低くなることと相関して、つまり高域も堅固な土台を得たことで、伸びやかに歌うようになる感じです。



手にとってみると、Million Maestroは下部にかなり比重の高い物質(鉛?)が内蔵されているのがすぐわかります。こんなに重心が偏っているインシュレーターも珍しい。




さすが老舗と言わざるを得ない音です。



・・この地味な企画、しばらく続けます。



店員S田でした。