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フランスの音 その4




先日聴いた 仏 Real Cable 社の XLR 12162 がかなり個性的で面白かったので、





今日は同社の CA REFLEX RCA を聴いてみましょうか。









このCDはかなり前に知人がパリ土産にくれたもので、たまに再生すると






ヨーロッパのアパートメントのリビングで、松下やデノンやマランツの背が低いエントリークラスのプリメインアンプとプレーヤー、そして欧州メーカーのバジェットなトールボーイスピーカーあたりで構成されたシステムでもって、やたら日が長いのでまだ外が明るい夏の21時頃に冷えてないビールを飲みながらのんびり音楽を聴く様が思い浮かびます。


私も大学2年の夏休みにハンブルクに1か月だけホームステイして語学学校でドイツ語をてきとーに学んでいたことがありますが、


ステイ先のリビングに Panasonic の インテグレーテッドアンプがあったので「これ日本製だよ」とアンドレアにわざわざ教えたのはステイ初日に「日本食を用意したわ」と、インゲンと一緒に調理された謎の甘いお粥を食べさせられたからかもしれません。






閑話休題。 まず スウェーデン ヨルマデザインの Trinity RCA で聴きます。





電子音が多く、残響成分もあからさまに電気的に加えられた典型的な現代ポップス。


人工音=倍音成分が必然的に無い、あるいは少ないというオーディオファイル的には哀しい現実を Trinity は容赦なく露呈させます。しかしオーディオ病が重篤な我々にはフォーカスが定まってノイズフロアが低くなったのでハイファイ度が増しある意味気持ちいいとも言えるのですが笑 世間の方々には違うかも?。







では次。CA REFLEX 。





Trinity とはそもそも価格が違い過ぎてハイファイ性能において CA REFLEX は劣らざるを得ないわけですが、ローファイで聴く方が粗が目立たなくて音楽的には聴き易い的な話ではなく、


やはり Real Cableのケーブルは独特の音色と質感を聴かせます。


あまり他のケーブルでは聴けないトロンとした音色、質感描写。でありながら、子音成分だけは絶妙に乾いてアクセントとして機能する。これはフランス語の発音と関係があるのでしょう。


そういえばケーブルではなくスピーカーですが、オルトフォン・ジャパンから以前 KAILAS SS200 というスピーカーが出ていました。


このスピーカー、子音の表現に独特なものがあったのです。それもそのはず、音決めをしたのは日本人の方で、日本語の発音を研究して日本語が聴きとりやすい=日本人の耳が敏感な帯域やテクスチャの表現を相当意識したチューニングを施されていたのです。


昔からよく言われてきたことではありますが、やはりオーディオ機器のチューニングにおいて母国語の発音というものは陰に陽に関わるのでしょうね。


つづく。店員S田でした。