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オランダ Akiko Audio:Triple AC Enhancer




オランダ Akiko Audio:Triple AC Enhancer









デモ機を2つ 輸入元からお借りしました。










 Triple AC Enhancer はエントレック等と違い正しく電源のグラウンドで仮想アースする製品なので、今日は 電源のグラウンドが結線されていない国産機器ではなくイタリア Audia のプリメインアンプ を使います(念のため輸入元 eilex に電源インレットのグラウンドが内部で結線されていることは確認しました)。




国産ですと例えばこの DENON:PMA-SX1 Limited の ACインレットは御覧の通り2極。この件につき DENONに確認はしていませんがグラウンドは内部でシャシーに落ちているのが一般的。シャシーが機器の構成物の中で最も電圧が低いのでシャシーをグラウンドとしている(シャシーの電圧をゼロと仮定している)わけです。


Triple AC Enhancer と形状が一見似ている Acoustic Revive:RAS-14 Triple C もグラウンドノイズを除去するとうたっていますが、こちらは屋内配線のグラウンド線から入ってくるノイズを除去と明記してあります。


それに対して Triple AC Enhancer は輸入元の説明では「機器の直前に仮想アースを設置」とあり、屋内配線から来るグラウンドノイズ向けではない。


しかし一般的な家庭の屋内配線では御存知の通りグラウンドが結線されていませんから(一般的な家屋の壁コンセントの裏をご覧いただくとホットとコールドの2本しか来ていないはずです)、壁から直接1台の機器だけ電源をとっている場合 RAS-14 Triple C は Triple AC Enhancer 同様に事実上 機器の仮想アースとして機能していると思います(もちろんその場合、繋ぐ機器のACインレットのグラウンドが内部で結線されている必要がありますが)。


あと、1つの壁コンセントあるいは1台の電源ボックスから(グラウンドをACインレットに結線している)機器を複数給電している場合は機器間でアースループが形成されますので、この場合だと Triple AC Enhancer、RAS-14 Triple C 共にグラウンドノイズ対策アクセサリーとして機能しうると考えます。


そして今回の試聴では Triple AC Enhancer のグラウンドノイズ除去効果を確認するために以下のような繋ぎ方にしました。


● 各コンポーネントからエントレック等の仮想アースまでを繋いでいたアースケーブルは全て外す。

●ソース機器、プリメインアンプの機器には各電源ケーブルとラインケーブル、スピーカーケーブル以外何も繋がないようにする。

●ソース機器(今回はカクテルオーディオ:X-45のみ)、プリメインアンプの電源を同じ電源ボックスからとる。


ではその電源ボックスの空きコンセントに Triple AC Enhancer を抜き差しして比較試聴しましょう。





まずエンハンサー無しで聴き、





次にエンハンサーを2個挿して改めて聴くと、








ノイズフロアはさほど下がらないものの、ヴォーカルがストレスなくスウッと発声。そして桁違いに豊かな成分で残響が構成されるので、多良間島の黒砂糖みたいに滋味深い。


なるほど。エントレック系だとノイズフロアが下がるだけという印象が無きにしもあらずなのですが、


 Triple AC Enhancer だとノイズフロアはさほど変わらなくて、どちらかと言うとシグナル自体の改善効果が大きい印象です。


ただ難しいのは繋ぎ方ですね。アースの適切な取り方はまったくもってケースバイケースなので自宅に導入する場合は試行錯誤が必要だと思います。使い方次第では Triple AC Enhancer が効果を全く発揮しないことがあり得ます。つくづくアースは難しい。店員S田でした。