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管球式ヘッドホンアンプ:Cayin HA-1A MK.2







オーディオファイルがヘッドホンリスニングに求めるものって何でしょうか?




スピーカーをメインシステムの中心に据えるいわゆるピュアオーディオシステムをお使いの方が




ヘッドホンで音楽を聴くのは、




深夜に大音量を出せないので仕方なくという消極的な理由から、という場合もあるでしょうし、




逆に、ヘッドホンにはメインシステムとは違う個性を敢えて求めるという積極的な理由から、という場合もあるでしょう。




現代ハイエンドのハイファイスピーカーを愛用なさっている方が、




ヘッドホンには、ローファイとまではいかなくても、スピーカーとは全く違う濃厚な個性を求めるのも



面白いかと思います。









例えばこの盤。



スピーカーで聴いても、口がマイクにとても!近いジョアン・ジルベルトのささやきの生々しさったらないですが、



ヘッドホンだとまさに文字通り耳元でささやくわけです笑。



どうせなら鬱陶しいくらいこのささやきを濃厚にウェットにしてみたい。



















濃くしたいなら真空管です。って安直?









そして濃い音がするヘッドホンといえば、audioquest の Nighthawk Carbon でしょう。



まず、比較の対象として、LUXMAN の名機 P750u でまず聴いてみます。


















圧倒的な高S/Nと高解像度。広い音場。ニュートラルなバランス。



勿論残留ノイズはほとんどありません。



では次。今日の主役 Cayin:HA-1A MK.2


















とっても濃くて



熱いです。



蒸すほどに熱くてウェットなヴォーカルが耳元でささやきます。



これは好みが分かれるでしょうね。。



残留ノイズはさすがに P750u より多いですが、



スピーカーでもなかなかお目にかかれない種類の個性ですね。



耳に近い分、個性がもろに出ます笑。



HA-1A MK.2。当店でご試聴いただけます。



ご来店お待ちしております。



店員S田でした。








新進ケーブルブランド: JF Sounds のラインケーブル






電気信号が流れればその導体は振動します。




人間の知覚を基準にすればもちろん、ラインケーブルの振動なんて存在しないに等しいです。




が、電気信号それ自体を基準にしたら?




人間が感知できないレベルの微小な電気信号にとってみれば、間違いなくその振動はかなりの大きさになるはずです。










アメリカ NVS のケーブルは特殊なパウダーをテフロン絶縁した導体の周囲に充填することで、



導体が発した振動を素早く減衰させて、導体に戻る振動をコントロールしています。



その結果、解像度の高さや音場空間の広さ等、ハイファイ的なファクターにおいてだけでなく



楽音の音色や抑揚等、音楽性に関わるファクターにおいてもレベルを大きく向上させています。




しかし NVSは高いですよね(^^;)。




オーディオケーブルにとって重要な振動の問題に対し、




導体の中心に実用金属中最も振動減衰性能が高いマグネシウムを配するというアプローチを採用することにより、低コストで解決を図ったのが、




JF Sounds のケーブル です。
















JF Sounds:STB27C/RCA1.0m

















上級の STB27C-PLUS/RCA1.0m



ご覧のとおり、どちらのモデルもケーブル中央部にスタビライザーも装備することで、



徹底して振動をコントロールしています。



何はともあれ、音を聴いてみましょう。









今日の試聴盤はこちら。



今日 井筒香奈江さんが持ってきてくださった、「Laidback 2018」サンプル CDです。







まず安価な方、STB27Cを聴いてみます。








比較の対象にしたケーブルの名前は伏せますが笑、



S / Nが明らかに上がったのがわかります。



音場空間全体のノイズフロアが下がっただけでなく、



ピアノとヴォーカルが音場空間の中に立ち現れては減衰してゆく様が明瞭に聴きとれるなりました。



この価格帯でこの S / Nは凄いですね。



とすると、高い方の STB27C-Plus だともっと S / Nが良くなるんでしょうか。









!!




S / Nが上がった結果でもあるのでしょう、情報量も増えたのですが、



ピアノ、ヴォーカル共に重心が下がったことにまず驚きました。



どっしりとした低域の支えを得ましたね。



なるほど、STB27C は Plus と比べると腰高でした。Plus を聴いて気がつきました笑。



個人的には Plus、好きですね。音楽的に満足できる音です。



現実的な価格帯のラインケーブルに魅力的な選択肢が増えました。



しばらく当店で御試聴いただけます。



御来店お待ちしております。



店員S田でした。 









井筒香奈江さんが新譜のサンプルを持ってきてくれました






先ほど当店に井筒香奈江さんがいらっしゃいました。



5月16日発売の新譜、「Laidback 2018」のサンプル CDをいただきました。



早速かけています。



冒頭から倍音豊かなピアノ。録音も演奏も素晴らしいです。



これから当店でお聴きいただけます。



ご来店お待ちしております(^^)。


本日 4/14土 14~16時 「モノラル・カートリッジ 大試聴会」開催です!






本日 4月14日(土) 14~16時 当店にて




「モノラル・カートリッジ 大試聴会」を開催いたします。




ご覧のとおり、モノラルカートリッジ大集合。











































モノラルの名盤を



内外のモノラルカートリッジで聴く贅沢な時間。



ご来場お待ちしております。




GRAHAM AUDIO:LS 5/9 入りました






オーディオ専門店で働いていると



やはり職場に常に音楽が流れているんですよね。



なので聴き疲れするスピーカーを身体がなんとなく嫌がるのがわかります。身体は正直です。



その点、BBCモニター系に対して身体が拒否反応を示すことは皆無です。



逆にほっとするくらい笑。



そんな、音に疲れた身体に優しいスピーカーが当店に入っています。



英 GRAHAM AUDIO の LS 5/9 。



今までにも何度か展示しておりましたが、また来てくれました。









井筒香奈江さんのアルバムを LS 5/9 で再生すると、なんともじんわりヴォーカルが身体に沁みて









とても心地いい。



CDプレーヤー用に買ったフルテックのヒューズがなかなかに素晴らしくて、今度はEau Rougeのヒューズを検討中の店員S田でした。




フルテックは心配したロジウム臭、ハイファイ臭が無くて情報量だけが増えました。




ラックスマンのフラッグシップケーブル試聴中です

































とりあえずぱっと繋いで聴いた印象は、




とてもクリアー!




縦横に音場がスカッと拡がり、音像も明瞭。




ラックスマンのアンプには、結局ラックスマンのケーブルが一番




音色と質感がしっくりくるんですよね。私も色々試したんですが。




絶対的なハイファイ性能を高めるために、超高額なケーブルを組み合わせれば勿論




ラックスマンのアンプは応えてくれます。が、




何か違うんじゃないか?と感じてしまう。




ラックスマンの音はとても個性的ですので、ケーブルもメーカー純正品の方が、



音色・質感・空間表現・解像度等々全ての面でバランスが取れる気がします。



その意味で今回、純正のフラッグシップケーブルが発売されたのは



ラックス党の方には特に歓迎されるでしょうね。



ちなみに 7N-Class D.U.C.C.線材 は他社の、ずっと高額なケーブルで採用されています。



ですので、この新しいラックスマンのケーブルは非常に!コストパフォーマンスが高いです。




ラックスマン以外のコンポーネントをお使いの方にとっても有力な選択肢になるはずですね。




店員S田でした。








LUXMAN から フラッグシップ・リファレンスケーブル発売







ラックスマンから、15000シリーズのラインケーブルとスピーカーケーブルが発売されます。




同社のフラッグシップ 15000の型番のケーブルは今まで電源ケーブルにしかありませんでしたので、待ち望んでいた方は多いのではないでしょうか。



JPR-15000(RCA) 1.3m =88,000円(メーカー希望小売価格・税別)









JPC-15000(XLR)  1.3m =88,000円(同上)









JPS-15000(SP) 3.0mペア・両端 Yラグ =320,000円(同上)










ご覧のとおり、外部被膜がブルー。



最近の同社のアンプやプレーヤーの色、ブラスターホワイトと



相性が良さそうです。かなりかっこいい。



これから試聴します。



店員S田でした。








インシュレーター比較試聴 2






前回に引き続き、シューマン「献呈」を聴くための?インシュレーターを探ります。




ちなみに、試聴に用いた演奏は





ソプラノ:クリスティアーネ・カルク、ピアノ:マルコム・マルティノー




によるロンドン・ウィグモアホールでのライブ録音でした。




この曲を含むアルバムは非売品のアキュフェーズと違い普通に発売されているようです(2018年4月8日現在)。




前回とても良かった Harmonix:TU-666M “Beau Tone” Million Maestro で味をしめてしまったのは、



ソプラノの豊かな肉声感。



不要振動をただ吸収して、ソプラノのハーシュネスを取り除くだけでは音楽として十分ではない印象でした。もっと豊かに艶やかに響かせたくなる。




勿論全てをインシュレーターで解決するつもりはありませんが笑、ファインチューニングの手段は多いほうがいいですよね。




今日はまず、かなりお安いものから。



















ZIGSOW:DC-mini。




ラボラトリーグレードの超低質量・高硬度ナイロン樹脂から切り出したもの。




当店に中古品が今たくさんあります。4個セットの新品定価 6,480円(税込)のものが中古販売価格 3,000円(税込)。




激安です。










ソプラノのキツさは多少丸まりました。無しの状態よりは音離れもいい。




が、価格的な限界でしょう。比較の対象が気の毒過ぎますが、Million Maestroと比べるとピアノの重層的な響きがかなり簡略化されました。残響成分も減りましたね。




ただ、石油化学製品系特有の有機的な質感は好印象です。




次。


































MISTRAL:TUNDRA-IS




1個で税別定価 28,000円もします笑。




素材はカーボングラファイト。かなり造りこまれた製品です。









・・・これはいい。中低域にも不要振動に由来するハーシュネスがあったのですね。



ピアノが断然豊かに彫り深く響くようになりました。




よく言われることですが、




単一素材でできたインシュレーター、素材の振動吸収性能だけに頼ったインシュレーターですと、



ともすればその素材固有の共振がのりがち。




しかし TUNDRA-IS にそんなところは皆無ですね。



外見から想像してしまう高域のきつさは全くない。逆に柔らかくほぐします。



中低域の重層的な響きがすばらしいです。



続く。



店員S田でした。












インシュレーター比較試聴





どうにもうまく鳴らないソースってあります。




例えば当店でもたまに試聴に用いる、アキュフェーズのこの CDの、









5曲目のシューマン「献呈」。









Du meine Seele, du mein Herz ,  (ドゥ マイネ ゼーレ、ドゥ マイン ヘルツ)




と始まるソプラノの、倍音成分が詰まってしまいがち。倍音成分がくちゃっとつぶれます。




なので伸びやかに歌わない。ちょっとヒステリック。




というわけで?笑 今日はインシュレーターでどこまで改善できるかやってみましょう。









この Esoteric:K-07の、元々ついているフットの下に色々挟んで試してみます。









クアドラスパイアのラック棚板に直接 K-07を置いた状態で聴いた後、














ヤマキ電器 SQI-02-E2  を挟んでみます。




1個あたり 7,000円(税別)のリーズナブルなインシュレーターです。










!! 伴奏のピアノが艶やかになりました。









ソプラノの、低い天井にぶつかってくちゃっと倍音がつぶれた感じが結構解消されます。



では次。
















中古で入っている、TAOC:TITE-25MF



木と金属のハイブリッド構成。機器を直接受ける部分がモールドメイプル。



ヒステリックなところを分厚く良質な木質部分で受ければ温和になるのではないか?



不要振動の吸収は主に金属の部分でという発想です。









既に製造完了している TITE-25MF ですが、なかなかいいインシュレーターですね。



可聴帯域の上の方、ヒステリックさが際立っていた帯域が丸められて温和になりました。



不要振動を不要振動として減衰させる量はほどほどなので、木部が加える温和さで聴かせる印象です。上手にごまかした感じとでも言えばいいか笑。









次。我が家でも愛用している、KRYNA:D-PROP extend



真鍮製の円柱内に、同じく真鍮製のスパイクを2つ重ね



円柱とスパイクの間の空隙に振動を熱変換する特殊な液体を充填。



振動吸収性能がずば抜けて高い、インシュレーターの傑作です。









さすが D-PROP extend。減衰させる量と質が違う。



ピアノもソプラノも、それらにまとわりつく残響も、解像度の桁が増します。



そして今回の課題である、ソプラノの詰まり、倍音のつぶれを



不要振動を徹底して減衰させる正攻法で解決しました。



・・・が。




TITE 25-MF で聴くことができたあのソプラノの温和さ、肉感を知った直後だからでしょう、



物足りない。 やっぱり人間、いいものを知ると駄目です。



では、最近当店でお取り扱いを始めた老舗、Harmonix の




TU-666M “Beau Tone” Million Maestro 。




これだとどうでしょうか。























悔しい。



Million Maestro 素晴らしいです。高いだけのことがある。




高けりゃいいってもんじゃないとたまには言ってみたかったのですが笑。




ご覧のとおり、外見上の構成は、機器を直接受ける部分が木製でその下に金属部分。




ですから TITE-25MFと同じように、ソプラノに美味しい木質の豊かさ、温和さがのります。




しかしそれだけではない。おそらく内部に相当のノウハウが投入されているのでしょう、




ソプラノがポッと宙に浮かぶ。




特筆すべきなのは、ソプラノ、ピアノが共にどしっと重心が低くなるところですね。



重心が低くなることと相関して、つまり高域も堅固な土台を得たことで、伸びやかに歌うようになる感じです。



手にとってみると、Million Maestroは下部にかなり比重の高い物質(鉛?)が内蔵されているのがすぐわかります。こんなに重心が偏っているインシュレーターも珍しい。




さすが老舗と言わざるを得ない音です。



・・この地味な企画、しばらく続けます。



店員S田でした。










































超高性能 チューナー:アキュフェーズ T-1200 を聴きました






改めて探してみると、




据え置きの、ピュアオーディオで使える AM / FMチューナーって




新品ではほとんど出ていないんですね。




昔は各社から発売されていたものですが、




今はインターネットラジオが聴けるネットワークプレーヤーの類がほとんどで、




FM の音質を愚直に追究したチューナーは希少になってしまいました。



そんな現状にあって、さすが Accuphase。




T-100という創業モデルから現在に至るまで、世界でも稀なレベルの



ハイエンドなチューナーを造り続けています。








5月発売となる同社のチューナー、



T-1200 を今回聴くことができました。




あくまで簡易的なセッティングでしたのでそのポテンシャルを感じる程度の試聴でしたが、




この内容は凄いです。










バランス出力、










そしてなんとデジタル同軸出力があるチューナーです笑。









アキュフェーズの方いわく、









外部DACで音の違いを楽しんでいただけるだけでなく、










例えば DAT や MD 等をまだお持ちの方にエアチェック用にお使いいただけるはずですからと。




エアチェック。懐かしい響きです。




私も 家の屋根に FMアンテナを立てて、YAMAHA の単体チューナーを買い、




NHK-FM の、N響定期演奏会のライブ放送等を




A&D のカセットデッキ GX-Z9100EX で、メタルテープに録音していたクチです。




今は radiko で電波状況を気にせず日本中のラジオを聴くことができますが、



radikoは圧縮ですので、FM放送の音質を追究するのであればやはり今も



専用のチューナーの方が優れています。



昔、長岡鉄男さんが FM fan誌で



FMのライブ放送の音質を絶賛なさっていました。



パッケージメディアとは違う鮮度を楽しむというオーディオファイル的な理由で



今敢えて、FM専用アンテナを立てて Accuphase:T-1200 をソース機器に加えるというのも



一興かと。ちと高いですが笑。





T-1200 にはリモコンも当然のように付属。



昔 NHK FM の番組「世界の民族音楽」を愛聴していた店員S田でした。